０歳～３歳までの教育は将来を大きく左右します
「三つ子の魂百まで」
こんな諺が日本にはありますよね？
これは何も迷信でも何でもなく、
事実３歳までの教育や経験はとても大事で、
その後の人生を大きく左右すると言っても過言ではないのです。
それは脳の形成という面での影響にも表れています。
一般的に脳の形成は幼児期に成されると言われていますが、
特に３歳までに脳の８０％が完成すると
言われているのです。
生まれてから３歳までの３年間でどのような教育がされたのか、
どのような経験をしたのか、どのような脳形成がされたかで、
その子の脳力の８０％が決まってしまうというのです。
そして、これが６歳までとなると、
なんと脳の９０％が完成するとまで言われています。
それだけ幼児期というのは脳の形成上、
最も重要な時期とされているのです。
世界各国の様々な研究機関の研究結果でも
３歳になるまでに脳の発達が完了することが明らかになっており、
国によっては、この幼児期の脳の発達を重要視することから、
中には幼児期の教育費を無償化している国もあるくらいなのです。
では、この「脳の完成」というのは、
どういう面での能力を言っているのでしょうか？
あなたは「頭がいい人」と聞いて、
どういう人をイメージするでしょうか？
知識が豊富にある人？
小学生にもなっていないのに足し算引き算が出来る人？
確かにそういう人も「頭のいい人」と言えるかもしれません。
でも、本当に「頭のいい人」とは、
そういった勉強ができることだけではありませんよね？
物事を考える力がある。
創造する力がある。
問題を解決する能力がある。
頭の回転が早い。
そういう人のことを「頭のいい人」と言うと思います。
この３歳までに完成する脳の力というのは、
こうした能力のことを言うのです。
受験勉強のような知識の詰め込みなどのような
”お勉強”的な頭の良さであれば、３歳、もしくは６歳以降でも
努力次第で補うことはできます。
しかし、こうした発想力、思考力、脳を使う力は
３歳まででほぼ決まってしまうのです。
こうした能力というのは、
後に学業などでも発揮されますし、
社会人になってからも当然役に立ってきます。
そうした脳力とでも言うべきものが、
３歳までにどのような教育をするかで決まってしまうのです。
ただ単にお勉強が出来るというだけの頭の良さではなく、
本当の意味で「頭のいい人」に育てていくためには、
０歳～３歳までの教育は、非常に重要な意味を持ってくるのです。
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